ほんもんぶつりゅうしゅう

仏教用語・信行用語

おとうば
御塔婆
 元来は、仏舎利(釈尊のご遺骨)を安置した塔(ストゥーパ)の意。のちには一般に先祖供養のためや墓標としてたてた木製あるいは石造りの塔をいうようになった。当宗では、御塔婆には上に御題目を認め、その下に故人の法号(戒名)あるいは俗名を記し、さらに追善菩提等と記す。そしてその下に弔主の名前を記すのが一般的である。
関連する語句
えこう
回向
 回転趣向(めぐらせ、転じ、おもむき、向かわしめる)を短縮した語。仏道修行の結果である功徳を他に回らし向けること。回向の対象として過去の衆生(亡くなられた方)、同信の人(ご信者)、世間一般の人がある。
かいき
回忌
 故人にたいする年回回向の年次を意味し、一般に一周忌(丸一年周年)、三回忌(二周年)、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、三十七回忌、五十回忌の順に営まれる。