ほんもんぶつりゅうしゅう

2014-09-01 08:30

如是我聞 9月の御奉公

 今年の夏は例年にない異常気象の八月でした。猛暑の真夏日がつづく最中に台風十一号

十二号が日本列島を襲い、その後の集中豪雨、特に広島地方では広範囲にわたり土石流が発生。

一瞬のうちに家屋が流され、九十名にも及ぶ老若男女の方々が亡くなられという大災害となりました。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。また、災害に遭われ家屋を失いし避難所生活をおくられ

ている皆様にお見舞いを申し上げ、早期の復興を心から願わずにはおれません。本当に災害大国日

本という事をあらためて実感致します。

 さて、開導ご生誕二百年の慶讃ご奉公の第二年度も早くもあと三か月を残すのみとなりました。

開導会に向って一番のお供え教化が不成就で折角、御講有上人が当山にお立ち寄りいただき特別に

お看経を頂きました誠に申し上げない結果でした。最終の高祖会に向ってのご奉公に当り改めて、

誓願に対する現況は、

❀ お教化の花  十戸 に対し 七戸

❀ 正宗徒の花  六戸 に対し 二戸

❀ 役中養成の花 二人 に対し 一人 です。残り三か月高祖会には必ず誓願を達成して御礼

言上が出来ます様、異体同心で開導ご生誕慶讃記念のご奉公をしっかり功徳を積み開導聖人にお慶び
をいただきましょう。

相次ぐ大災害は天地・国土が怒っているか?人間が自分の幸せをのみ思い、結果煩悩中心の生活で

満足をしがちです。佛立信者の私たちも人を助け我が身も助かる教化・折伏の菩薩行に本当に力が入

っていますでしょうか。国土安穏万民快楽一天四海皆帰妙法後五百歳中広宣流布無令断絶云々

 開導聖人御教歌

 より我が身にひゞきわが身より

            家国あめがしたにひゞけり