尚立寺

　暦の上では八日は立秋ですが、それはあくまで暦の上での事ね毎日真夏日の猛暑
の日本列島、熱中症で救急車で搬送される方が多くそれぞれ水分等充分に補給しま
しょう。夏期参詣も後半に入りあと十一日間睡眠不足にも気を付けて十日の御礼参
詣まで精進しましょう。今年の夏期参詣の御法門の総合テーマは「佛立信心のつぼ」
を聴聞させていただいています、しっかりとお聞きして開花誓願達成に向ってまい
進しましょう。

早いもので尚立寺としての目標ご奉公は秋の「高祖会・開基日敬上人第三十三回忌」

(十月十八日)です。日敬上人は昭和五十九年九月十九日・法寿八十才でご遷化されま
した。昭和五十六年にお迎えする「高祖七百回遠諱」の記念事業としてこの三郷に

ご弘通の道場を建立させて頂きたいと念願され「三郷別院」を設立そして尚立寺と

寺号公称、五十七年四月、他寺院より二千名余の沢山のお参詣を頂き盛大に開筵式

を奉修、それを見届けて寂光に帰られました。そのから早や三十三回忌をお迎えす

る訳です。すでに日敬上人をご存知の方も少なくなって来ました。歳月の流れの速

さを痛感します。どうか高祖会・併三十三回忌の円満成就、ご弘通の報恩成就に精

一杯のご奉公をさせていただきましょう。今月十五日は七十回目の終戦記念日です

平和を祈念させていただきましょう。
　開導聖人御教歌　あさがほのひるもしぼまぬ　はなをみて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　虫なく秋の　あはれをぞしる