ほんもんぶつりゅうしゅう

2022-09-23 12:00

「恩に着る人と恩に着せる人」忙しいあなたに1分で御法門【vol.52】

「恩に着る」と「恩に着せる」たった一文字しか違いませんが全く意味が違います。「恩に着る」とは、何かしてもらった事を有難く思うこと。「恩に着せる」とは、ちょっとした事でも「あなたのためにしてあげたんだ」と伝えて、感謝するように仕向けること。
本来、親切とは見返りを求めない、期待しない純粋な心の上に成り立つもの。それこそ自分がどんな親切をしたかなんて忘れてもいいのです。しかし、親切にしてもらった時には、その恩を忘れることなく、いつか恩返しができるように心がけること。
お互い、そういう風に思い合えたらとても素敵な世の中になるはずです。
*次回は9月30日(金)12時に更新!