ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-04-26 10:06

4月26日の「毎日ぶっきょう」

イヤなことは出来ればやりたくないし、ツラいことは無いに越したことはない。そう思うのが、私達の正直なところだと思いますが、残念ながら長い人生の中にはイヤなことも、ツラいことも無数に散りばめられていて、人生の付き物といえます。それらを単に「厄介なもの」「無駄なもの」「イレギュラー」として取り扱うのか、それとも「これも人生の一部」として受け入れるかによって、随分と違ってきます。バレーボール指導者として輝かしい成績を残されている国分秀男さんは「苦しい場面を、どう受け止めるかが大事」とされた上で、こう仰っています。

 

これまで沢山の人を見てきましたが概ね3つのタイプにわかれると思います。1つは、苦しくなると「もうダメだ、無理だ」と思う【絶望諦め型】2つ目は「嫌だけど、しょうがないからやるか」という【消極的納得型】そして3つ目は「この苦しみが俺を磨いてくれる。これを乗り越えれば一つ賢くなれる」と考える【積極的プラス思考型】結局、歴史に名を残すような偉人や成功者は、3番目の人間からしか生まれません。この世で我慢の時なくして夢を実現した人は、一人もいません。夢を追うなら、わが身に降りかかる全てを積極的プラス思考で受け止め、簡単に諦めないこと。それが人生を開発していく基本ではないかと思います。

 

イヤなことも、ツラいことも人生の一部であり、それらを否定したり、捨てたりすると、どんどん大切なピースが無くなっていき、人生というパズルが完成しなくなっていきます。ジグソーパズルは実にピースが多く、一見くっつきそうにないピースばかりのように見えますが、辛抱強くコツコツと、1つ1つ丁寧に組み合わせていくと、最後には立派な作品が完成します。イヤなことも、ツラいことも人生をつくるピースと観念して、大切に取り扱うようにしましょう。

 

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