ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-12-18 11:16

12月18日の隆宣寺日記

植物は、種が落ちた所で根を伸ばし、芽を出して大きく成長していきます。たとえ、日当たりが悪かったり、土の栄養が少なかったり、環境に恵まれなかったとしても、もはや、そこで生き抜くしかなく、ただただ自分の精一杯を、その場で貫き通すのみ。以前、テレビで「アスファルトから大根が生えた!」というニュースがありましたが、まさに、逆境の中でも見事に成果を出した良い例だと思います。

 

この話を私達の人生においても論じることができますが、それが全てではありません。なぜなら、私達人間は自分の意志を持つことができ、自分の体で行動することができます。つまり、その場でジッと耐えるだけが全てではなく、その場から移動することもできれば、その場を変えていくこともできるし、自分自身の態度や姿勢を変えていくこともできます。運命とは「命を運ぶ」と書きますが、当然その命を運ぶのは自分自身に他ならないのです。

 

そう思うと、その場で何もせずに泣き言を言うだけでは何も変わらないし、何も変えられません。ただただ時間だけがドンドン過ぎ去っていき、自分一人だけが取り残されてしまいます。もし、そこで「何が何でも花を咲かせる!」というのであれば、そのためのアクションを。もし、そこではない「別のどこかで咲かせる!」というのであれば、そのためのアクションを。自分から動き始めれば「次にやるべきこと」が見えてきます!さぁ、思い切って動き始めよう♪

 

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