ほんもんぶつりゅうしゅう
2018年05月01日
御法様は良いも悪いもお見通し
身近なご利益とお罰を聞き改めて感得
   第4支庁 神奈川布教区 顕証寺 米山優子
 
ありがとうございます。
昨年暮にお花を買いに行きました。色々選んで花屋さんが最後のお花を台の上に乗せたのですが、危ないなと思いました。案の定、落ちてしまいました。取り替えていただけば良かったのですが、その花が、一番暈(かさ)がありましたので「仏様へ差し上げるのにご不敬になってしまいます」とだけ言って買ってきました。
夜のお看経の1時間が終る頃、気分が悪くなりお腹は痛いし、脂汗は出るし急いで休みました。
翌朝、私がご不敬をしたからだと思い、その花を抜き新しく買って来ました。分かっていて活けたのですから、なおさら悪いですね。
1番上の姉の夫が肺ガンで末期と言われ病院におりました。姉は夜中でも1ヵ月お参詣させていただき、開腹をした時ガンが消え、お医者様もビックリ、退院をしてヨーロッパまで行ったと聞いております。
また、その息子が一生懸命お参りをして4,000名で4名の合格という好きな仕事に就かせていただきましたのに、忙しいと言って御礼参詣もせず、その1年後、事故で1年2ヵ月の判決を受け刑務所に入り、事故の瞬間、御法様のお姿が見えたと聞いております。
身近な現証ご利益、お罰を聞いて良い事も悪い事もお見通し、一生懸命お願いをすれば叶えていただける。その代わり、ご不敬をすればバチを蒙る、それは素晴らしいと言うか、恐ろしいと言うか…。
仕事で他宗派の葬儀、ご回向の場に伺いますが、佛立宗の僧侶の方は袴をつけ、きちんとしたお衣をお召しになり、亡くなられた方に対しての礼儀として素晴らしいなと思ってまいりました。このご信心にお出値いできました事を有難く思います。
ありがとうございます。
(平成29年 寒参詣で発表)