ありがとうございます。

本門佛立宗宗務総長・新井日現師によるブラジル出張ご奉公。21日は7時半にホテルを出発し、2時間半かけてカンピーナス市の蓮徳寺へ。この蓮徳寺も前日の法昌寺と同じく、新本堂建立を掲げるも、なかなか工事が進んでいません。しかし住職の田所行宗師は控室で、困難な状況にあっても負けないご信心の大切さ、本堂建立や資金の問題よりも先に、信心を第一にしてご信者方にご利益を頂かせ、喜びの信心を目指すこと、それができればどんな目標も成就できるはずであることなどを熱く宗務総長に語りました。それを受けての総長の励ましの言葉を聞いて、行宗師の目には熱いものがこみ上げているようにも見えました。

蓮徳寺のお助行では、お看経のあと新井御導師からのご法門。

御教歌「つとむれば罪障滅しつゝしめば　身をおこすべき利益蒙る」

個性豊かなご信者方をまとめる住職として奮闘しておられる行宗師にとって、何か大きなきっかけになることを願います。昼食のご供養を頂いたあとは、蓮徳寺建立の大功労者である比嘉氏が経営するスーパーマーケットへ。事務所に奉安された御宝前でのお助行のあと、スーパーを見学させていただきました。驚くほど大規模なスーパーを拝見し、ご信心の功徳を感じさせていただきました。翌日は、ついに新・日教寺の本堂が完成するまでの間、現・日教寺の御本尊・ご尊像を佛立聖地にご遷座するご遷座式。ブラジル教区の教務の間にも緊張が走っています。

記・福岡清耀