2024年02月26日
新井総長が講師となって修学塾(教務の勉強会)が開催
ありがとうございます。
2月14日に日本を出発した新井日現宗務総長のブラジル出張ご奉公も、後半戦に入っています。23日は、全ブラジル教区教務会に合わせて、教育局からの依頼で9時から12時までの3時間、新井総長が講師となって修学塾(教務の勉強会)が開催されました。16名の教務が塾を受講いたしました。ご自身が教務見習や若手教務だった頃の経験や、師匠である十五世講有田中日晨上人のご教導についてお話しされ、まずは教務道について教えていただきました。印象に残っているのは、ホワイトボードに書かれた「無(我を捨てる)」という言葉でした。修行というのは、まず我を捨てなければならない――「私はこう思う」、「私の考えは違う」というものを、一度捨てなければ、正しい信心は入ってこない。その我を捨てる修行が、見習や若手教務の修行であるということでした。自らを省み、反省改良が必要だと学ばせていただきました。また、後半にはブラジル教務からリクエストのあった、如説修行抄についての講義。時間の限られる中で、修行抄のエッセンスである「思い定め」、「打ち定め」、「唱え死に」の3つのキーワードについて教えていただきました。特に「思い定め」について、ご信心を貫くには困難や障害が訪れるのがお祖師様の予言通り当たり前で、それを覚悟していなければ流され負けてしまう。心を定めて立ち向かっていかなければならない、というこの教えはブラジル教区の教務の方々に響いたのではないかと思います。明日は早朝5時からモジダスクルゼス市へ向かい、隆昌寺と隆昌寺信徒宅でのお助行。それが終わればついに日曜日は新・日教寺の上棟式です!