2024年02月27日
朝参詣の参詣者も100名をゆうに超え
ありがとうございます。
新井日現宗務総長のブラジル出張ご奉公。
24日は早朝5時にホテルを出発し、1時間半かけてモジダスクルゼス市の隆昌寺の朝参詣へ。隆昌寺はブラジル教区で中央寺院・日教寺についで、規模の大きなお寺です。朝参詣1時間前にもかかわらず、多くの方が並んでお出迎えくださいました。朝参詣の参詣者も100名をゆうに超え、にぎやかなご参詣でした。
局長、そして斎藤ご住職のご挨拶のあとには、薫化会から総長と奥様に記念品の贈呈がありました。朝参詣のあとには、元ブラジル教区理事長で、ブラジルご弘通草創期からの強信者、中野さんの奥さん、中野エリザさん宅へお助行に。本来、2022年に髙須御講有上人の巡教に際しお助行を受けるべく、御宝前の間を新調してお迎えしようとしておられましたが、あいにくのコロナ禍で巡教は叶いませんでした。
しかし、今回その素晴らしい御宝前とお部屋に、宗務総長のお助行が叶いました。中野家は、アスファルトの道もない大きな山を開拓し、お花や野菜の栽培のお仕事をされておられます。苦しい中をご信心を杖として歩み続け、成功なさった方だそうです。いまも毎週、隆昌寺の御宝前のお花は中野さんのご有志とのことでした。15名ほどの人が写っている集合写真は、みな中野ファミリーです。家族に信心も相続し、みんなで助け合って暮らしておられます。まさにブラジル教区の草創期の歴史を知ることができ、大変勉強になりました。お助行のあと、隆昌寺に戻ると婦人会がお昼のご供養を用意してくださっていました。メニューまでついていて、お味もレストランを上回るような有難いご供養です。お昼を頂いたあとは日教寺に戻り、全ブラジル教区理事会に出席。この理事会は、日本の宗務本庁でいうところの宗会にあたる、超重要会議です。
新・日教寺の経費の問題や、来年にお迎えする講有巡教の準備について話し合われる中、タウバテ佛立寺の現住職・コレイア日友師から新住職・フレイタス行恩師へと住職交代するための本庁への申請書が直接宗務総長に手渡されました。これもブラジルの未来を創る第一歩です。大変ありがたい瞬間に同席させていただきました。いよいよ明日は新・日教寺の上棟式です。ぬかりなくご奉公させていただきたいと思います。
合掌
記・福岡清耀