ほんもんぶつりゅうしゅう
2024年07月01日
令和6(2024)年夏期参詣御法門第19日目
第19日目 先ず臨終のことを習う人
御教歌 皆人の 知り顔にして 知らぬ哉 終には死する 習ひありとは
大意  無常の世の中、どんな人でも臨終を迎えるものですが、それを分かっていても臨終の準備をしないで人生をお送りがちです。ご信者はその準備を信行ご奉公でしっかりさせていただきなさいとお示しの御教歌です。
御指南 「光陰人を待ず。無常は貴賤貧福をえらまず。ゆるりと思ひてよき事と、急ぎてしておかねばならぬ事と、ふたつあるをわきまえず」 (信謗二尼問答・扇全一巻三九一頁)