ほんもんぶつりゅうしゅう
2024年07月01日
令和6(2024)年夏期参詣御法門第27日目
第27日目 ご奉公を今生人界の思い出と悦ぶ人
御教歌 捨ておかば 土となる身を のりのため 黄金となるぞ うれしかりける
大意 人の一生・我や欲のまま過ごす人もいれば御法のため、ご弘通のため、他人や周りのためという思いで暮らす人もおります。同じ一生ですが、そこには土と黄金ほどの違いがある。ご信者として御法さま、お祖師さまのみ意に叶うべく、口唱折伏の菩薩行に精進させていただくことが黄金のような価値ある甲斐ある、この度の一生になるのであるとの御教歌です。
御指南  「我心菩薩と成らば、菩薩われをたすく。又菩薩人をたすく。十界互具如此。衆生無辺誓願度。名利のために也。けふのひと日を貪著すべきにあらず。生死もとより楽しみ也」 (開化要談 六・扇全十三巻一七七頁)