ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年11月11日
2支・日乗寺 薫化会行事「手作り夕店」を開店
8月20日、第2支庁南大阪布教区の日乗寺(住職・内田日喜師)にて、薫化会行事「手作り夕店」を4年ぶりに開催させていただきました。当日は御宝前のお計らいにより、薫化会員、引率保護者等50名以上の参加をいただき、とても楽しい時間となりました。
手作り夕店は午後3時から5時までの2時間限定で、すべて寺内施設を利用し、楽しい出し物を思う存分満喫していただく行事です。今回は、お菓子釣り、射的、大きなスーパーボールすくい、イライラ棒、霧箱での宇宙線・放射線観察といった出し物を企画しました。
 手作り夕店を始める前に受付を済ませ、本堂御宝前にて薫化会員、引率保護者の方々みんなでお看経をさせていただき、行事がスタートしました。それぞれが好きな出し物で遊び、楽しい時間を過ごしました。夕店の出し物を、多少競争しながらみんな仲良く順番を守って心から楽しんでいるのがよく伝わってきました。
 お菓子釣りでは、みんながどんどんと釣りあげるコツをつかみ、用意したお菓子をすべて釣りあげられてしまうハプニングが起こりました。急いで追加のお菓子を用意することになり、薫化会員のお菓子を釣る集中力には大変驚かされました。
 イライラ棒でも、薫化会員がとても集中して遊んでくれ、大人でも難しいコースにもどんどん挑戦してくれました。
 大きなスーパーボールすくいでは、いろんな種類の水に浮かぶおもちゃがあり、自分の好きな形や色のおもちゃをたくさんすくっていました。沈んでいるおもちゃも上手にすくいあげていたのには、驚かされましたし、紙が破れる重さの特大スーパーボールも、枠を上手に使い、少しだけ指も使ってすくいあげていました。薫化会員だけでなく、引率保護者の方々も童心に返り、一緒に楽しく遊んでくれました。
 理科の実験観察の出し物、霧箱を使った宇宙線・放射線観察も、不思議な飛行機雲のような白い線が容器の中に現れては消えていく様子を、一生懸命に見入ってくれる薫化会員もいました。中には白い線の太さ、長さ、動きが違うことに気がつく薫化会員もいました。
 出し物の中で一番人気があったのは、やはり射的でした。みんなが列を作って遊んでおり、真剣に手作りの的を狙い楽しんでくれました。夕店が終わる最後の最後まで大盛況でした。
 夕店の途中には一度休憩も兼ねて、本堂にて集合写真を撮影しました。また、会館2階を休憩室にさせていただき、みんなで飲み物やお供養のカツサンドに舌鼓を打ちました。
 2時間という少し短く感じる時間ではありましたが、だからこそやり残すことの無いように、夢中で遊びに集中してくれたのだと思います。「また来年も参加する」と伝えにきてくれた薫化会員もいました。薫化会員、そして引率保護者の方々が、お寺という場所に慣れ親しんでいただく良い機会になりました。
 多くのご信者のご協力をいただき、感染症対策を徹底し安全第一の中で、楽しい薫化会の行事を無事に終えることができました。