ほんもんぶつりゅうしゅう
2024年04月01日
2支・北大阪布教区 誓願立誓式を執行
2月12日、北大阪布教区(布教区長・鈴木日光師)では、弘通局長・山内日得師にお出ましいただき、本成寺(住職・泉恒健師)を会場寺院に令和6年度の弘通誓願立誓式を執行しました。
管内寺院から教務14師、ご信者265人の参詣をいただき、布教区として教化誓願283個・増加誓願148個・助行誓願89,070回のご奉公成就を御宝前にお誓いさせていただきました。コロナを乗り越え、本堂いっぱいの参詣者で一生懸命に御題目をお唱えさせていただけたこと、4年ぶりに各寺院が立誓させていただくことができたことを、一同に随喜させていただきました。
 鈴木布教区長からは、「布教区として高祖ご降誕800年の5ヵ年誓願、追加誓願、教務学徒の増加誓願いずれも成就。令和5年度の誓願も成就」との報告がありました。
 続いて昨年11月26日に妙光寺を会場に開催された「第2回ファミリー大会」実行委員長の植田純氏からは、第1回目より多い603人の参加をいただき、無事ご奉公が成就できたとの御礼の報告がありました。
 昨年度の弘通三誓願を全て成就された妙光寺、良風寺、義天寺、日風寺、光清寺、興立寺が、それぞれ表彰を受けました。
 山内御導師からは「高祖日蓮大士750回御遠諱に向けて」と題して、お祖師さまのまことのお弟子旦那となることの大事について激励をいただきました。
「私は膀胱ガンがきれいに治るご利益をいただきました。ご信者さんがお助行をしてくださり、私も御宝前におすがりして、現証をいただきました。教務がご利益をいただかないと、ご信者に信心のありがたさが伝わらないです。」「教務も信者も『まこと』にならないといけません。真があれば、必ず現証をいただきます。」「『今迄は物ぐさかりし お唱へも いそぎたのしむ身とぞなりぬる』。これは私のことです。妙現寺では教務が改良して、信者が改良して、それで現証をいただきました。感応をいただけないような信心をしていてはだめです。仕方なしでのお看経、ご奉公を切り替えて、いそぎ楽しむ身となるのです。」
 「本山、宗門は宗門人みんなで護持させていただいています。しっかり初灯明料を奉納させていただいてください。ご有志をしぶったらいけません。」
 とても熱い山内御導師のご信心をそのまま伝えていただき、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。最後に鈴木布教区長からの御礼の挨拶があり、その後、布教区総会を開催し議案に従って審議が進められました。
 教講異体同心で、まことの教務、まことの信者とならせていただき、現証を以てご弘通ご奉公に励む事が大事と教えていただいた布教区立誓式でした。