ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年08月01日
第7支庁 初の事務局長・弘通担当者セミナーを開催
第7支庁(支庁長・柴﨑日布師)では、去る6月14日、仙台・妙護寺(住職・近藤泉国師)に於いて、第1回事務局長弘通担当者研修セミナーを開催しました。この度のセミナーは昨年、支庁弘通部で今年度のご奉公方針を決める際、管内各寺院より現状報告と要望等をいただいた折に『事務局長と弘通担当者の研修会』を開催してほしいとの要望があり、今回の開催となったものです。第1回のセミナーには支庁管内20ヵ寺中17ヵ41名の参加者を得て開催させていただきました。

当日は午前10時に集合、5班に分かれ開行式後、午前中は横手応護寺・佐藤日篤御導師から『事務局長とは何か』『弘通担当者とは何か』=お給仕の精神で=というテーマでの講義をいただき、1)お給仕について、2)「法の給仕」と「人の給仕」、3)『朗門の三則』、4)事務局長とは何か、その役務ご奉公とは、5)責め励ます人、6)ほめること、7)聞くこと、8)やる気を起こさせる、9)弘通担当者とは何か、その役務ご奉公とは、10)弘通について宗法から解説、11)『妙法は信心をもて相続し、御利益をもて人をたすくる』と現証をもって教化活動、強勢の発展を図ることが『弘通』の帰結である、12)教化のよろこび、13)役中のご奉公方針、14)『常に愛語』を口にしなさい、15)『弘通の秘訣』、以上の内容で講義をいただきました。

昼食をはさんで、午後からは班毎に与えられた5つのテーマでの分科会を開催しました。5つのテーマは次の通りです。1)今後も少子高齢化・人口減少が全国的に加速されますが、各寺院での課題及びその対策について、2)寺院護持について*お給仕の面は?*運営の面は?3)寺院相互の協力体制について*何が必要か?*何ができるか?*その打開策は?4)役中育成について、5)晩年の信心の確立。

その後、各班が発表し参加者全員がご奉公成就の『誓詞』に署名。祈願口唱会を行い、修了書をいただいて解散致しました。この度のセミナーは慶讃ご奉公中は毎年開催させていただく予定です。

(支庁弘通参与・三好信教 記)