ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年04月01日
江北布教区「紙芝居・日蓮さま」を製作し慶讃法要を奉修
江北布教区(布教区長中﨑日行師)では、高祖日蓮大士ご降誕八百年慶讃ご奉公として、「紙芝居・日蓮さま」を製作し布教区管内に配布。それぞれの寺院で視聴して、慶讃法要を奉修していただくこととなった。
 江北布教区は、昭和59年に布教区制が実施されてから、管内の各寺院が年に2度集って錬成会を行っており、琵琶湖畔を中心に、特に今津の佛立センターを会場に開催することが多く、時には三祖のご遺跡巡りを企画したこともあった。
 今回の高祖日蓮大士ご降誕八百年慶讃ご奉公でも、お祖師さまのご遺跡巡りを企画。令和2年に鎌倉を中心に団参を行う予定であったが、コロナ禍のため延期となった。予定では、観光バス2台で50人の団参を計画し、旅行会社への手配も進み、管内各寺院では参加者の募集も好評のうちに進んでいたものが、急遽、令和3年9月に延期となり、それもコロナ禍の蔓延のため中止となってしまった。
 そこで布教区では、これに代わるものとして、お祖師さまの一代記を自主製作し、それを紙芝居にして各寺院に配布、それぞれの寺院で慶讃法要を奉修していただくことになった。
 紙芝居の製作は、昨年11月までに中﨑布教区長を中心に、企画台本を次長兼教育部参与の中山恒徳師(昌柳寺住職)、絵画を増永清灯師(栄松寺所属)、ナレーションは加納美弥子さん(富山佛立寺所属)が担当し、12月に富山佛立寺に一同が集まり、音あわせと撮影を行って完成した。
 完成した紙芝居は、小学生が視聴しても理解できるよう考えられ、本編の紙芝居に続いて、中﨑布教区長、弘通部参与の増永清光師(栄松寺住職)の挨拶があり、オープニングとエンディングを含めて約46分間。本年3月までに、それぞれの寺院で視聴していただき、慶讃法要を奉修していただくよう、CDにして各寺院に配布された。
 布教区では、これを機に「紙芝居・日蓮さま」を、管内以外のご信者方にもご覧いただきたい、とユーチューブから配信することになり、そのQRコードは上掲のCD写真に掲載している。