ほんもんぶつりゅうしゅう
2014年10月01日
道南布教区 日扇聖人ご生誕200年慶讃「信行錬成道場」を開催
去る6月29日午前6時30分より、函館・信照寺(住職・夏井日韻師)に於いて、平成26年度第26回道南布教区 佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃 信行錬成道場が開催された。

 6時受付、6時25分本堂へ昇堂、司会者・筒井幸子姉の開会宣言にてお看経(朝参詣)。7時25分、夏井布教区長の御法門を聴聞させていただき退堂、朝の御供養をいただいた。休憩の後、日韻師のご挨拶、講話「開導聖人のご弘通」を聴講させていただき、改めて開導聖人のご苦労があったからこそ、正しいご信心に精進できるのだと再確認させていただく。

 9時10分より、八雲・本現寺住職・田中泉英師から「開導聖人滅後のご弘通」のお話を聞かせていただき、開導聖人の跡を継がれた第二世日聞上人のご教導と、その教えに従い、捨身決定のご奉公に依って、代々の講有先師上人、御導師・御講師方、そして私達の先輩ご信者に受け継がれて、この佛立信仰が世界中にも弘まっていったことがよく分かり、これからは佛立信者であることを誇りとして、信心を改良してご弘通ご奉公に精進させていただこうと加行者一同、御宝前にお誓い申し上げた。

 次に本教寺住職・夏井実正師より「身にそうもの」と題して、生々世々菩薩行に励んだ功徳は、永遠に魂に記録されて、幸せな人生を送ることができることを教えていただいた。そして講話の最後に、信照寺と室蘭・信教寺の二ヵ寺でご奉公の夏井窓宇師が、開導聖人の御指南「常講歎読滅罪抄」の解説と拝読をされ、敬いの精神でご信心をさせていただくことの大切さを学んだ。

 11時30分昇堂、閉講式、加行者証が伝達され成徳、錬徳の法号状が5回、10回の加行者に授与され、最後に加行者代表の武藤雅史氏よりの御礼の言葉で12時に解散した。因みに当日の参加者は74名であった。

(田中泉英 記)