ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年02月01日
6支・妙玉寺  第3世日頌上人の第33回忌を執行 4世日常大徳先師ご内室方の回向も
昨年12月24日、第6支庁・大宮妙玉寺(住職・新井日友師)に於いて、第3世・権大僧正日頌上人の第33回忌法要を、門祖聖人お逮夜お総講に併修して、当山住職(日友師)のもと執行させていただいた。
今回の法要には、日頌上人のご長女・千葉唱題寺所属信徒・川松文子姉の申し出により、弔主を妙玉寺と共同で、併せて第4世・速成院顕妙日常大徳(渡辺顕妙師)と、開基本顕院日妙上人内室(指田タツ姉)、日頌上人内室(渡辺スズ姉)、
そして、4世顕妙師内室(渡辺道子姉)のご回向を共に言上し、お参詣者一同のお焼香をいただいた。
日頌上人は大陸朝鮮の生まれで、大正年間に母親の病気平癒のご利益で入信し、戦前に内地に帰り埼玉の浦和に居住したのがご弘通ご奉公の始まりで、埼玉弘通の祖と言われた川口照妙寺住職・本顕院日妙上人を師匠として乗泉寺にて田中日晨上人の剃髪をいただいて得度。以来、照妙寺を始め、埼玉県の各寺院の歴代としてご弘通を展開された。
そして師命により大宮妙玉寺の住職として就任以来50有余年のご奉公を経て、平成2年12月25日、法寿86歳にて遷化された。
なお、法要当日は当住日友師が幼少期よりの日頌上人との思い出、及び御内室方との思い出話をそれぞれご披露し、改めてご縁の深さを知る事ができた。
一同、先師方の報恩のため、一層のご奉公精進をお誓い申し上げ、一座の法要を締め括られた。