ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年02月01日
6支・妙信寺 記念事業改修工事無事終え 若人会の結成御礼言上も
令和3年11月28日10時30分より、妙信寺(住職・白石日柔師)では、高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃別修法要を高祖会に併修して、東京・信泉寺住職・川口日順師を奉修御導師にお迎えし、コロナ禍でありましたが感染対策をして無事に奉修させていただきました。
 一座のお看経の中で、妙信寺の高祖ご降誕800年記念事業第1期改修工事(信徒会館の外壁塗装工事及び雨樋の交換、玄関前の竹垣工事、駐車場屋根新設、障子張り替え、本堂と新講堂を繋ぐ渡り廊下の改修等)、第2期改修工事(妙信寺護持の大御本尊と高祖大士御尊像の御修復、おしとねの御新調、本堂2階御内々陣の壁紙クロス〈洋金箔〉の張り替え・照明をLED照明へ交換、御蝋燭の電球をLED電球へ交換、人天蓋の照明をLEDへ交換、御厨子・御内陣・廊下・ご信者席・階段の壁紙クロスの張り替え、ご信者席・階段の絨毯の張り替え等)の無事成就之御礼と次世代信徒育成若人会(年齢30歳以上、60歳未満の信徒)結成之御礼の言上を奉修導師にしていただき、妙信寺教講一同は「お祖師さまのご降誕をお喜び申しあげ、高祖大士への御恩報じが微塵なりともできたのではないか」と随喜をさせていただきました。
 奉修導師の御法門は、
「よそめにも信心すると見ゆるこそ 時相応の事行也けれ」との御教歌で聴聞させていただき「今この末法のご信心の在り方というのは、実際に形に表して、事行して、目に見えたご利益をいただいて、そして事実現証によって、周囲をも納得させることが大事です。自分だけが納得して、分かっているつもりになっている信心の仕方では、お祖師さまの御本意ではありません。
 お祖師さまの御慈悲によって、御題目口唱という最高の信心修行の仕方を私たちにお授けいただいている訳ですから、何はともあれ、ご信者は、日々の口唱行とそれをお弘めするご奉公により一層お励みいただくことが肝心です」とお教えくださいました。
 別修法要の最後に、当日お参詣をいただいた若人会の会員と一緒に御改装された本堂の御宝前の御前にて記念写真を撮り、次回の再会を約束して大会の無事終了、解散となりました。
 本年は高祖ご降誕800年慶讃ご奉公「教化・法灯相続 つづれ織り運動」の締めくくりの年です。
 妙信寺教講一同は、この別修法要を奉修させていただいた御勝縁を契機として一層の信心改良をはかり、ご弘通の成果を御宝前にお供えできますように信行ご奉公に精進させていただく所存であります。     合掌