ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年06月03日
5支・東京常磐布教区 婦人会・くんげ会合同で防災体験ツアーを開催
4月29日、東京常磐布教区では、婦人会とくんげ会の合同で防災体験ツアーを、総勢60名で開催しました。
清雄寺にお参詣のあと、東京消防庁本所防災館に移動して、煙・暴風雨・地震・都市型水害の防災体験を行いました。
 川手尚尋布教区長からは「震災はいつ来るかわからないので、今回、いろいろな体験をして防災についての知識を高めてください」との挨拶をいただきました。
 昼食は近くの隅田公園で春の日差しの中、ご供養のお弁当を各々でいただいた後、都バスで本所防災館に移動をしました。本所防災館では3グループに分かれ、それぞれに防災体験を実施しました。主な内容は以下のとおりです。
「煙の体験」では、インストラクターから煙は上に上がる習性があるので煙を吸わないように、ハンカチやマスクをして低い姿勢で移動することが重要であると教えられた事を体験しました。
「暴風雨の体験」では専用の雨合羽と長靴を装着して雨量50ミリ、風速30メートルの状況の中、傘がさせない体験をし、暴風雨の日は外に出ないで室内にいることが安全であることを体験しました。
「地震の体験」では、震度7の体験をしました。地震が発生した場合、机の下や「ダンゴムシのポーズ」で頭等を守る事が大事であると教えていただきました。震度7では全く何もできないことが体験できました。
「都市型水害の体験」では、地下室に水が流れ込んだ場合、水圧でドアが重くなり避難が困難になることを再確認することができました。集中豪雨の発令があった場合には、地下が危険なので、すぐに一階に避難することを教えていただきました。
以上、今回の防災体験から、日頃は気がつかない点を体験により教えていただき、防災に関する知識が増えて、いつくるかわからない震災について少し不安が払拭された気がしました。
世間では、ゴールデンウィークの初日にどこにいっても大渋滞の中、お寺にお参詣して、防災について学んだ有意義な1日となりました。