ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年09月01日
函館・信照寺「信行錬成道場」を開催
去る6月28日午前6時30分より、函館信照寺に於いて平成27年度 道南布教区信行錬成道場が開催された。

 本堂に昇堂お看経(朝参詣)、布教区長代理・田中泉英師より開会の挨拶の後、信照寺住職・夏井日韻師の御法門、御教歌「辛抱せよまことはつひにあらわれん しれずにしまふ悪はなき世に」を聴聞させていただく。

 7時50分退堂、会館にて朝食休憩、8時30分より川口照妙寺住職・弘通局長・植田日事師の「ご弘通の花を咲かせよう」とのテーマで休憩を挟んで2時間、講話を聴講させていただく。ユニークな視点と現代的な例えで、ユーモアを交えて、実に分り易く、ご自坊のご信者の体験談で「誰でも最初から教化を上手に、させていただける人はいない。失敗に失敗を重ねて、させていただけるようになる」「教化の花、正宗徒の花、新役中の花を、夫婦が、家族が一つになり、班内・組内・教区内の信者が一つになることによって、異体同心のご奉公ができるからこそ、誰でもご弘通の花を咲かせることができるのです」と話された加行者一同「私でもさせていただける、何としてでも」との意欲が沸いて、閉講式では加行者代表・筒井幸子姉が御礼の言葉の中で「必ずご奉公を成就させていただきます」と誓いの言葉を述べられていた。また帰りがけに玄関で「私も頑張ってさせていただきます」と話しながら帰っていく参加者の姿を見て、錬成道場の成果を強く感じた。

 なお当日の加行者は、信照寺68名、本教寺4名、計72名、聴講のみは信照寺11名、實成寺10名、布教区外の他寺院4名、計25名、総合計97名であった。

(田中泉英 記)