ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年12月08日
全国青年会会長弘通促進交流会を開催
10月7日、爽やかな風が吹く秋空の下、弘通局からの呼びかけに自ら志願した全国の青年会会長27名が全国から京都に集結しました。本庁御宝前の間で開会のお看経をあげ始めると、建物全体に御題目の声が響きわたるほどの勢い。その声を耳にされた新井宗務総長がご挨拶にお見えになる一幕もありました。
最初のプログラムはアイスブレイクを兼ねた自己紹介。日本地図を片手に挨拶を交わし、自坊の箇所を相手の地図に書き込む形で交流。その後、山内弘通局長と谷副総長よりご挨拶をいただき、小林教養部長からは本企画の趣旨や狙いについて説明がありました。
続いて「未来のお寺・宗門を自分事で考える」というテーマで長谷川孝幸氏(教養企画委員会)より研修を受けました。教養企画委員会で1年半にわたって行った意識調査(アンケート)では「今後、期待する教養会は青年会・薫化会を合わせると50%を超える」というデータが出ています。その青年会の会長としてご奉公している参加者たちが、今後のお寺・宗門を自分事として考える、具体的に思いを巡らすことができる貴重な機会となりました。
研修の後は、京都佛立ミュージアムにて「大宥清寺展」の見学、本山宥清寺で「宝蔵」の見学。「大宥清寺展」では企画担当者である小野山淳鷲師(教養企画委員会)より、本山「宝蔵」では高取日現師(宥清寺)より説明をいただきました。いずれも懇切丁寧にお話をくださり、大変有意義な時間となりました。
その後、ホテルのチェックインを済ませて交流会会場へ。お互いに青年会の会長としてご奉公している同士、話題は尽きないようで大盛り上がりでした。この出会いを通じて、それぞれ成長し合える仲間が増えることを願ってやみません。
なお、8日・9日の高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃本山大法要では参詣部の一員としてご奉公に参加。普段、本山でご奉公させていただく機会は滅多にありません。特に遠方より参加した方々にとっては貴重な経験となったことでしょう。
今回、参加した会長たちが自坊に帰り、ますます活躍することを大いに期待したいと思います。