ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年02月01日
5支・信立寺  高祖会に併せ先住日成上人の7回忌 信心改良の好機として発展を誓う
昨年12月4日、第5支庁・東京常磐布教区・信立寺(住職・川手尚尋師)において、御講有巡教として高祖会併せて先住日成上人第7回忌法要 が営まれました。
佛立第26世御講有髙須日良上人の御親修を直々に賜り、布教区管内寺院・門末寺院・自坊参詣者一同は心より随喜しお迎えいたしました。
 また奉修当日は、新型コロナ感染の影響により、26師出座予定のところ22師の出座となり、自坊住職が出座がかなわず、本寺住職・荒木誠啓師が代理としてご奉公。ご奉公者も不足となりましたが、布教区、門末、先住上人奥様、縁者方々のお力添えにより無事奉修させていただけました。
 御巡教奉修に当たりましては、東京常磐布教区各寺院、清秀寺系門末寺院、教講のお参詣を始めと致しまして、その他、もろもろに渡りご支援をいただきましたことを、この場をお借り致しまして厚くお礼を申しあげます。
 一昨年秋に御講有巡教をお迎えする勝縁をいただき、その時を契機として積み立てご有志を開始して御巡教お迎えのための改装・荘厳等の準備ご奉公に努めてまいりました。お陰をもって、当日は好天のお計らいのもと、嬉びのうちに奉修をさせていただけました。これ一重に、御講有上人の御徳の然らしめる処と、心より随喜を申しあげるところであります。
 当山は去る昭和61年、佛立第18世御講有西村日地上人の御巡教を賜りました。それより数えて18年後の平成16年に佛立第24世御講有・小山日誠上人のご巡教を賜り、その18年の間、当山においては本堂屋根改修・銅葺き荘厳、信徒会館建設、教務家屋建設、本堂御内陣荘厳、門・塀・境内地の改装と整備等を達成・ご奉公成就させていただきました。
 今度の御巡教は、それより数えて同じく18年目に当たります。未だ、先住上人のご奉公には全く及びません。私達、佛立教講にとって最も大切な弘通広宣流布という命題は、誠に申し訳ありませんが〃役中陣の高齢化〃と〃後継者育成〃の対応に遅れを取り、ご弘通の後退を見ております。
 なんと致しましても、今後は佛立第26世御講有・髙須日良上人の御巡教を信心改良の好機といたしまして、当山教講は御講有上人の御指南の如く、佛立信心の基本にたちかえり、〃御題目口唱・功徳行に徹し〃ご弘通を発展させることをお誓い申しあげさせていただきます。
 そして、高祖日蓮大士ご降誕800年の結実にあたり、ご弘通の成果として、ヨコ糸「教化」・タテ糸「法灯相続」による報恩のつづれ織りを見事織り上げて、本山大法要にお参詣させていただきたいと思います。