平成25年7月28日、南大阪布教区・日乗寺において、佛立第25世講有山内日開上人の御巡錫を賜り、佛立開導日扇聖人御正当会式が厳修された。出座教務は、宗務本庁より随伴参詣の齊藤日堅師、第2宗務支庁より随伴の新畑正信師、布教区長・橋本恒梁師、布教区管内全寺院住職、ならびに布教区教務参与等の全19師。他寺院からの参詣は、御講有上人のご内室、本山宥清寺はじめ布教区全寺院の代表、株式会社さわの道玄社長、布教区講務参与等の全110名。寺内参詣は300名近くとなり、御講有上人の御徳も頂戴し、当日は晴天のもと盛大に開導会が営まれた。
　
　本堂は多くの参詣者ですぐに満席となり、本堂の様子を同時放映していた特設会場も満席状態となった。日乗寺では、この度の御講有巡教までに、本年度教化誓願14戸の早期必成、巡回助行の実践、本堂内陣荘厳・堂内全面改修工事等の完了を目指し、教講一体でご奉公に取り組んできた。その結果、当日までに教化は20戸、巡回助行は930席、本堂内陣荘厳・堂内全面改修工事も無事成就させていただき、御講有上人から「お教化も成就でき、ご内陣も立派になり、日乗寺歴世の方々が大変お喜びですよ」と、とてもありがたいお言葉を頂戴することができた。

　開導会の差定には、布教区特別言上・日乗寺御礼言上等が盛り込まれ、奉修局長・河井孝彦氏、布教区長・橋本恒梁師、本庁随伴・齊藤日堅師の挨拶、本堂内陣荘厳・堂内改修工事を担当した株式会社さわの道玄への日乗寺からの感謝状贈呈式、御講有上人から日乗寺への弘通興隆費下附式が組み込まれた。最後に一同で御講有上人の御法門を拝聴させていたき、法要式が終了した。

　法要終了後は、日乗寺会館に設けられたお供養席で、御講有上人ご夫妻を主賓とお迎えし、出座の教務方・各寺院代表・布教区参与が一同に会し、御供養が始まった。お供養席では、本光寺住職・高橋日瑛師の発声で乾杯がおこなわれ、支庁随伴の新畑正信師から挨拶、布教区弘通参与・中谷教真師より布教区の教化成績の現状報告があった。お供養席は、終始和気あいあいとした雰囲気で、弘通談義にも花が咲き、あっという間に時が過ぎていった。最後は当住からの御礼の挨拶をもって、講有巡教の開導会はお開きとなった。