ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年04月12日
11支播但布教区 弘通決起大会を開催
2月5日、姫路青柳寺において、播但布教区弘通決起大会が開催された。新型コロナウイルス感染症対策として、参詣人数を制限し、感染対策処置を施しての開催となった。
連日の寒波による積雪、路面凍結が見られる所があり、寒さの厳しい日が続いていたが、当日はお計らいをいただき、穏やかな過ごしやすい気候となり、教務19師、講務98名、計107名のお参詣をいただいた。
法要の中にて、管内寺院・教会の代表が、本年度弘通誓願を奉告言上。青柳寺の御宝前に誓願成就をお誓い申し上げ、また、布教区の800年慶讃運動5ヵ年誓願必成を願う教講一同のお看経の声が本堂内に響き渡った。
お看経一座の後、布教区長・齊藤日堅師より参詣者一同にご挨拶がなされた。続いて、宗務本庁弘通局局長・山内日得師より、激励のお言葉を頂戴した。
播但布教区全体としてご弘通の成績が芳しくなく、慶讃運動5ヵ年誓願成就が困難な状況にあるが、これは布教区教講の「誓願成就は難しい」という思いが、現証となって顕れた結果である。
だからこそ、まずは信徒を教導する教務師自身が「このお教務さんの言われる通りにしていけば間違いない」と、ご信者から思われるように、元気に怠りなく信行に精進し、佛立教務としての基本姿勢を正すこと。続いて北九州布教区決起大会の体験談をご披露され、人柄による教化をお勧めくだされた。
お教化は、御宝前からのお力添えをいただいて成就させていただくものであるが、感謝の言葉・気持ちを常に忘れず、良い人柄を形成できるように努めることが大事、との激励のお言葉を頂戴した。弘通局長の厳しくもお慈悲の溢れるお折伏に、教講共に日々の信行ご奉公の改良を誓った。
次に布教区弘通参与・山岡清瑞師より、今期布教区の弘通方針「伝える(種まき)ご奉公から伝わる(実り)ご奉公へ」をスローガンに、布教区の弘通運動「ご利益感得運動」~ありがとうポイントを集めよう~の実践、「熱烈口唱隊」の活動活性化・隊員の紹介と募集を発表。
管内寺院に、ご利益感得運動の浸透を図るため、実際にこの運動を活用されたご信者の体験談を二例ご披露された。「熱烈口唱隊」とは、管内寺院の活性化を促すべく積極的に活動していくために組織した有志信徒の集まりである。
最後に無始已来の言上、記念撮影をし、無事終了解散した。