ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年05月01日
東京房総布教区 「教化誓願者大会」を開催 —開花運動の講話を熱心に聴講—
2月11日、恒例の東京房総布教区・教化誓願者大会が唱題寺(住職・佐藤日凰師)にて開催されました。昨年は稀に見る大雪で中止となりましたが、今年は好天のお計らいをいただき、当日は布教区管内の12ヵ寺より281名の教化誓願者のお参詣がありました。

 大会の第1部では、1時間にわたって迫力のあるお看経があがりました。その後、布教区の「こどもおえしき」を機にご奉公されるようになった唱題寺・Iさん(13歳)と、青年会員との結婚を機に入信された唱題寺・Kさん(33歳)という若い二名が体験談をご披露されました。若者らしいご信心への純粋な思いにあふれたユーモアたっぷりの体験談はとても好評で、本堂は終始あたたかい雰囲気に包まれていました。

 お昼のご供養を挟み、第2部では本庁弘通局・岡居日実師をお迎えし、「佛立開花運動」について講演していただきました。1つ1つのご奉公のポイントを丁寧に分かりやすく、しかも実践的にご説明くださるというとても濃い内容で、どの参加者も聞き漏らすまいと、メモをとりつつ熱心に耳を傾けていました。あっという間の1時間強のあと、さらに自坊で実践されている「下種結縁運動」についてもご説明いただきました。

 早いもので、新年度に入ってから3ヵ月が過ぎました。東京房総布教区の「教化の花」は、満開までにはまだまだ遠いように思われます。この日に学ばせていただいたことをその場限りに終わらせることなく、それぞれの自坊における毎日のご奉公に活かしつつ、布教区全体で教化折伏・下種結縁のご奉公に邁進していきたいと思います。

(布教区広報部・太田克己 記)