ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年05月11日
佛立教育専門学校の令和4年度卒業式を挙行
 3月23日午前11時から、宗立・佛立教育専門学校の令和4年度卒業式が、本山宥清寺本堂で、講有日良上人導師のもと、厳かに挙行された。
 当日は、新井日現宗務総長、亀井日魁学校長始め学校教職員、学生、父兄代表等の参列のもと、開式のお看経の中で無事卒業の御礼言上があり、引き続き専門科卒業生2師に卒業証書が、普通科修了生2師と別科修了生2師に修了証が授与された。
 続いて本山出仕の「本山勤行証」が授与され、浅野信良師が代表拝受。次に本山のお給仕ご奉公で、優秀な成績を修めた卒業生に「本山操行皆勤賞」が授与され、丸山淳啓師が拝受した。学校の授業では、2年間皆勤した学生に「学校授業皆勤賞」が授与され、丸山淳啓師が代表拝受した。
 この後、御講有上人が御訓辞に立たれ、「時あたかも高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃ご奉公『結実の年』にあって、諸君はこれからご弘通の最前線に旅立ちます。本山御宝前において共にお給仕を尽くし、学校や学寮で共に学んだ同級生や先輩後輩との法縁が諸君にとって一生の宝物となるはずです。
 さらには、この2年間を無事に修学できたことが、実に多くの方がたのお陰であったということ肝に銘じておかなくてはなりません。学校の諸先生や本山の御教務方、舎監先生、本山のご信者、そして何より全国のご信者の尊い浄財によって何不自由なく学生生活を送らせていただけたことを絶対に忘れてはなりません。
くれぐれも慢心を起こさないように、給仕第一の信心で自らが改良を実践し、信者の帰依に堪え得る教務とならなくてはなりません。
 浄仏国土を唱える佛立信心にとって、常に変化し続ける世界の情勢は決して他人事ではなく、大きな視野を持つとともに、目の前のご信者一人ひとりには温かく細やかな慈悲の眼差しで接することのできる教務となってください。
 どれだけ時代が変わろうとも佛立教務道とは三祖の御妙判・御指南を通して教学を学び御法門を研鑚し、習い損じることなくご信者を教導させていただくことを努々(ゆめゆめ)忘れず、一層、行学二道に精進することを祈念します」とお諭しいただいた。
 続いて亀井学校長の挨拶、新井宗務総長の祝辞、丸山日印理事長の祝辞、保護者を代表して新畑正信師から謝辞が述べられた後、卒業生と修了生に本山宥清寺、宗務本庁教育局、佛立青年教務会からそれぞれ記念品が贈呈された。
 この後、在校生を代表して河内良修師から送辞が、これに応えて卒業生を代表して丸山淳啓師が答辞を述べられた。
 最後に校歌斉唱、御講有上人をお囲みしての記念撮影で式典を無事に終了した。
令和4年度専門科卒業生
浅野 信良師 ②妙唱寺
丸山 淳啓師 ⑨高松妙泉寺
普通科修了生
野々村清啓師 ②信光寺
福本 清容師 ⑤遠妙寺
別科修了生
鈴木 光典師 ②妙光寺
竹村 随教師 ⑤妙蓮寺