ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年05月11日
佛立青年教務会「青教御礼の一座」を開催
 3月29日から30日の2日間、第29期佛立青年教務会のご奉公の締めくくりとして「青教御礼の一座」を神戸・佛立寺を会場に開催させていただきました。
 これは、第29期青教として「無事ご奉公成就の御礼」と「ご奉公中の知らず計らずのご不敬謗法等のお懺悔」を御宝前に言上させていただくことで、今期をしめくくり、来期にご奉公のバトンを渡すことを目的として企画された行事です。
 全国から19師の青教会員に加行いただき、最初に佛立寺御宝前で開会のお看経、その後はグループディスカッション形式の「青教学舎」を開催。「来期(60周年)にさせていただきたいご奉公」というテーマを中心に、「青教会員・教務員増加」や「そのために青教としてできるご奉公」といった内容にも触れながら、グループ毎に積極的な意見交換が行われました。
そして、夜の会食もざっくばらんに会員同士が親睦を深める楽しい時間となり、青教の活動目的の1つである「若手教務の横の関係を深めるもの」となりました。
 翌日は佛立寺の朝参詣に、青年教務の力強いお看経の声が本堂中に響き渡り、所属信徒の皆さまが大変お喜びになられたと後日、伺いました。
 そして、講演型の「青教学舎」を開催。灘・正法寺ご住職・福岡清量御導師の講演を拝聴させていただきました。
正法寺は阪神・淡路大震災により全壊の被害を受け、そこから現在の本堂を建立されるまでの経緯や当時のお気持ち、その中で顕われた現証といった貴重なお話を拝聴することができ「寺院を護持すること」に対しての強い意識について学ばせていただきました。
質疑応答でも積極的に質問があり当初の終了時刻を超えることとなりましたが、青年教務のために丁寧にお答えくださりました。御導師のお慈悲にはただただ感謝しかありません。
 そして最後に、小野山現仕副会長より加藤喜遵会長と今期で卒業される会員に対しての送辞、会長への花束の贈呈があり、最後に会長からの答辞と各出席者に御礼の挨拶がなされ「青教御礼の一座」はお開きとなりました。