ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年02月01日
9支・立正寺  日起上人第23回忌に寄せて 有縁の各寺院でもご回向奉修を賜る
昨年10月2日、晴天のもと本寺清風寺先住・誕生寺住職・西村日要師ご唱導の立正寺寺内奉修の高祖会に於いて、平成12年12月17日、法寿100歳を以てご遷化の(本葬儀は権大僧正谷川日恩上人ご執行くださる)権大僧正日起上人第23回忌言上ご回向・ご焼香を賜り、ご正当日の12月17日朝参詣の砌、お塔婆建立・祭壇荘厳・ご焼香を賜りました。
 日起上人は大正4年、清風寺に入寺し本宗中興第7世講有日淳上人のお弟子とさせていただく。小僧時代より青年講師に至るまでお導きいただいた清風寺時代、担任・加藤御講師(後の経王寺・立正寺ご住職・加藤日温上人)の御講席に太鼓をかついでお供参詣。経本書き物の写し物をさせていただき学ばせていただいた。
その日温上人兼務ご住職であった立正寺第2世としてご奉公遊ばされた徳島に赴任する昭和32年9月18日までの神戸大法寺での在任中に、先住日実上人遺弟の独立分寺を成就。師命を果たされるも各寺院のご苦労は大変であろうと推し量られたと。しかし、それにも倍して燃えたぎる熱気と喜びに満ち溢れたお住職ご信者方に感無量であったと。後年、各寺院にお参詣させていただき名実ともに立派なるお寺にお育て下されていると。
また、要法寺開筵式には第16世講有日幹上人ご親修の奉修導師に次いで奉修導師としてご奉公をさせていただき、もったいない事や、冥加につきると。大法寺様はもとより、正法寺様、教法寺様、日法寺様お迎えくださり、こんなボンクラな私をいづこにまいっても本当に果報者やと目頭を熱くされておりました。
その各寺院におかれまして、10月16日には日法寺(住職・安田日宝師)にて中西日源師ご唱導高祖会に併せて、11月23日には要法寺(住職・安田清滉師)にて木村日覚師ご唱導高祖会に併せて、12月4日には教法寺(住職・中西日源師)高祖会に併せて、12月11日には正法寺(住職福岡清量師)において、それぞれ23回忌の奉修を賜りました。
各寺院様におかれましては沢山のお塔婆建立・お焼香を賜りました事、謹みて心より厚く御礼申しあげます。