ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年11月11日
7支・東北南部布教区 教養大会を開催
 ありがとうございます。去る9月17日、仙台・妙護寺を会場として、東北南部布教区教養大会が開催されました。今回の講師は、第5支庁常磐布教区・妙晃寺所属の長谷川孝幸さんです。長谷川さんは法灯相続7代目で、現在、宗務本庁弘通局教養企画部でご奉公されております。
 お仕事は、風土刷新コンサルタント・一般社団法人日本ほめる達人協会特別認定講師として、全国各地でセミナーや講演を生業としておられますので、御教務やご信者目線に立った「ほめるという価値の再発見」や考え方について、講演をいただきました。
 普段のご奉公では、なかなか気づけない目線で、実践的な講義をいただきました。「まだやったことがないご奉公を任された」、「あまり得意でない人とご奉公が一緒になった」時の思い方や受け止め方、また「ありがとうございます」という挨拶にもう一言付け加える「二言挨拶」、「ほめずにほめる」など、私も含め参加されていた教講一同、笑いの中にも、大変勉強になったようです。
 講演は、実際のご奉公の現場のみならず、社会生活の様々な場面でも活かせる内容で、私自身も二言挨拶など、意識しながら実践するようになりました。
 コロナ禍のため、布教区の教養大会も3年程開催を見送っておりましたが、この度、無事に開催できましたことは本当に有難いことでした。
 東北南部布教区は、寺院間の移動が車で3時間以上掛かります。コロナ禍のお蔭でZOOMなどを活用する機会が増え、移動時間などのことを考えると、そちらも大変便利ではありますが、やはり足を使って、時間を作って、直接対面で顔を合わせて、交流をさせていただける事に大変意味があることだと改めて実感を致しました。
 当日は、他寺院の御会式奉修や団参などが重なりましたが、当山を含め布教区参詣が80名、Web参詣が20名でした。