ほんもんぶつりゅうしゅう
2024年04月01日
11支・神戸布教区 神戸佛立口唱会を開催
2月18日、第11支庁・神戸布教区(布教区長・川手信興師)では、お祖師さまのご降誕を祝い報恩の御題目口唱をさせていただく『神戸佛立口唱会』が荒田佛立寺(住職・加藤喜遵師)を会場に開催されました。
また当日は、第四支庁長・川﨑信行寺御住職・指田日行師をお招きして講演を賜りました。口唱会の中で管内寺院の令和6年度弘通立誓式を挙行し、本堂満座の御題目口唱ののち、指田御導師より「伝わる信心 伝える信心」というテーマで法灯相続について実例を挙げながら大変分かりやすくお話をいただきました。
特に、近年注目をされている“幸せの4つの因子”「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのままに」という4つの因子を満たせば人は幸せになれるという研究発表は、佛立宗のご信心の教えにも通じるところがあり、今の私たちが御法門のみ教えを実践しご利益をいただきながら非地位財的幸福を実感して、それを子どもや教化子、また後続の役中へと伝えていくことが佛立の法灯相続であるということを述べられていました。
神戸布教区では、令和6年度の弘通方針の中で「20年後の未来を想像して今何をしなければいけないのかを考える」ということを謳っています。20年後の自分の家のご信心、20年後の自分のお寺はどうなっているのか。どうしたいのか。どうありたいのか。すべては他人事ではなく、それぞれに切実な問題を抱えているのは確かで、参詣者全員約1時間の講演を真剣かつ有難く拝聴し、法灯相続の思いを新たに帰路につかせていただいた次第です。
なお、当日の参詣は教講合わせて282名の参詣でした。