ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年09月01日
11支・神戸佛立寺 開導会に併せ日類上人御27回忌を奉修
7月3日、神戸佛立寺(住職・加藤日韻師)夏の御会式「佛立開導日扇聖人御正当会」併せて「先住日類上人御27回忌法要」を教法寺住職・中西日源師ご唱導のもと、奉修させていただきました。
当日の天気予報は台風の影響もあり、雨。ですが、雨も降らず、かえって過ごしやすい天候のお計らいをいただくことができ、教講一同、随喜をさせていただきました。
この度の開導会は新型コロナウイルス感染拡大の防止対策を徹底し、法要も「1座2段制」の形式を採らせていただく中、奉修導師とご内室、神戸布教区管内寺院・有縁寺院からお導師・お住職、代表者のご参詣を賜りました。
1座を通して奉修導師から開導会の言上と共に先住日類上人の御27回忌法要の言上をいただき、本堂には開導聖人と先住日類上人への報恩の上行所伝の御題目の声が響き渡りました。
各段の御法門前には、次長の為本修一郎氏、局長の木下一三氏、そして当住からのご挨拶がありました。
そして奉修導師は御法門の前に「先住日類上人とのご因縁と思い出」をお話しくださり、前段に『怠らずつとむる口唱其しるし かならずことにふれてあらはる』、後段に『信心は何になるぞと人問はゞ 一寸先は闇の提灯』と御教歌を拝され、私たちに「上行所伝の御題目を唱え重ねること」「日々のご信心の大切さ」について教えていただきました。
この度の「高祖ご降誕800年慶讃教化法灯相続つづれ織り運動」の1年目に「先住日類上人御23回忌」を、折り返しの3年目に「神戸佛立寺創立130周年」を、そして5年目である「高祖ご降誕800年ご正当年」に御27回忌をお迎えするという不思議なめぐり合わせの中、ご奉公をさせていただいています。
まだまだ誓願成就にはもうひと頑張りが必要な状況ではありますが、来年お迎えする結実の年には報恩ご奉公成就を御宝前に言上をさせていただくことができるように、お祖師さま、開導聖人、そして日類上人にもお喜びいただけるようにご奉公に邁進させていただこうと、報恩と信心改良の思いを新たにさせていただくことができた御会式となりました。