ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年02月01日
東京常磐布教区 第2回「百花繚乱の会」を開く
第5支庁・東京常磐布教区(布教区長・川手日廣師)では、昨年11月8日、本門寺(住職・市川清秀師)に於いて、26年2回目となる「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)の会」(旧弘通促進大会)を開催しました。百花繚乱の会は、開導聖人ご生誕200年ご正当となる平成29年4月1日までに佛立開花運動を円成し、各寺院の誓願の花が咲き乱れる様子を先取りして命名されています。今回の会は、各寺院の誓願の花が咲くための『栄養剤』として、ご信心のよろこびを知ることに重点を置いた内容となりました。会は一座お看経の後、初めに川手布教区長より激励のご挨拶を頂戴し、続いて次のように進行しました。


【信行体験談発表】

 本所清雄寺のご信者、平一雄氏の体験談を佐藤繁雄氏が代読されました。法灯相続によってご信心を受け継いだよろこびを語るとともに、自分自身が御教務との対話をきっかけに法灯相続を決定した経験から「これからの法灯相続は親(自分)の努力だけではなく、御教務とご信者の協力を積極的に求めて取り組んでいくことが必要」と教えてくださいました。


【青少年セミナー感想】

 千住・立正寺のご信者・熊谷瑠思亜さんと島田未菜美さんが、今夏に本山にて開催された青少年研修セミナーに参加した感想をご披露されました。研修会では、他寺院の青年会から「友達をお寺に連れてくるにはどうすれば良いですか?」と御講有山内日開上人へ質問があり、お二人は「ご信心をし、ご利益をいただいて自分の人柄を育て、『あの人のしている信仰なら』という印象を他の人に与えることができるようになれば、自ずと連れてこられるようになります」との御講有上人のお答えに感激したとのことです。「自分もそのようにならせていただこうと決定しました」と感想を述べられました。


【青春のタペストリー】

 宗務本庁弘通局の企画による「青春のタペストリー」を各寺院が持ち寄り、発表会を開催しました。各寺院の代表が前に進み短歌とそのココロを発表すると、ユーモア溢れる内容と秀逸さに参加者全員が感銘を受け、大きな歓声が上がりました。その場で歌を作って発表したご信者もいたほどの大盛況ぶりでした。
 最後に川手布教区長より「歌を作るのは難しいと思うが、チャレンジすれば誰でもできる。ご信心も同じで、御題目口唱を実践すれば誰もがご利益をいただける。お教化も難しいと最初から諦めずに、御題目をお唱えして成就しましょう」との総評をいただきました。口唱信行の実践からご利益を感得し、よろこびを生み出すご信心をさせていただくことがご奉公の活力である、と教えていただき閉会となりました。

 この会を機に全教講が御題目口唱を改良させていただき、平成29年度には満開の花を咲かせ、ご信心のよろこびに溢れる布教区となるように、異体同心でご奉公をさせていただきます。

(本門寺・市川信隨記)