ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年10月03日
第5回「青少年の一座」盛大に奉修される
去る8月22日、23日の両日にわたり「第5回青少年の一座」が、第二十五世講有・山内日開上人を奉修導師にお迎えし、岡山国際ホテル瑞光の間を会場に、全国より1,454名の参詣者が集い盛大に奉修された。また22日は前夜祭として、1,067名の参加者が交流を深めた。

 3年ぶりの開催となった青少年の一座は第5回目を迎えた。中国地方での開催となった今回は、第二次世界大戦終了から70年を迎え、終戦直前に原爆が投下された地、広島を擁する第9支庁がホスト支庁としてご奉公されたこともあり、平和への祈りが大会の大きな柱となった。

 大会2日目に発表された「佛立青少年の誓い」では、佛立青少年を代表して、広島・佛立寺の青木隆さんと、松山・松風寺の泉谷愛里沙さんの2名が、人として生まれ、このご信心にお出値いさせていただけた喜びや素晴らしさを感じ、佛立青少年として積極的に行動していくとの誓いが力強く発表された。

 奉修導師を勤められた講有上人は、御教歌に「煩悩にまようてくらす一生を 御法のためにおくるうれしさ」を引かれ、人として生まれ、この大法にお出値いできたお互いは、煩悩に一生を費やすのではなく、み教えの通りの菩薩行に励むことが大事と、全国から集った青少年に向け御法門くだされた。

 また、挨拶に立った宗務総長・木村日覚師は、佛立開導日扇聖人ご生誕二百年慶讃ご奉公のご奉公のひとつとして、重要な行事である本大会を通じて、全国の青年諸氏の信心増進と絆が強化され、全国規模での法灯相続とご奉公成就がはかられ、それが結果的に社会の安定と世界の平和に結びつくことを期待すると結ばれた。