ほんもんぶつりゅうしゅう
2024年05月01日
海外弘通だより~ブラジル編 明年御講有巡教団参 開堂式を予定 2月に上棟式を奉修 中央寺院・日教寺 建設費ご有志奉納のお願い
2025年に御講有巡教と全国団参をお迎えし開堂式を厳修する予定の
ブラジル教区中央寺院・日教寺
2月に上棟式を奉修 また建設費ご有志奉納のお願い
■ブラジル教区中央寺院日教寺の移転新築建立
 ブラジルのみならず、南半球最大の都市であるサンパウロ市に所在する日教寺は、ブラジル教区の11ヵ寺と一教会、四弘通拠点を取りまとめる中央寺院。選挙で選ばれたブラジル教区長が住職として就任する、日本でいうと宗務本庁と本山の役割を果たすお寺です。
 現在の日教寺は、戦後佛立第11世講有日颯上人が日博上人と共にはじめて行かれ、その後に佛立第15世講有日晨上人と佛立第18世講有日地上人らが訪伯されて日本とブラジルの総力を挙げたご有志や支援によって建設されました。そして1977年に佛立第16世講有日幹上人が起工式を、1982年に第17世講有日養上人が開堂式を奉修されました。
以来42年、ブラジル教区の教線は発展し、ブラジル仏教界では本門佛立宗はブラジルに最初に仏教を伝えた教団であるとともに最大の教団として知られています。しかしご弘通の発展により現・日教寺は手狭となり、また建物の老朽化とブラジルの建築法・消防法の改正により移転新築が必要となりました。
 2018年、宗門の認可を受け日教寺の移転新築を議決。2022年には元ブラジル教区長の鈴木日樹上人(高知・佛立寺)により地鎮式が、そして本年2月、新井日現宗務総長により上棟式が奉修されました。
■ブラジル御講有巡教と新・日教寺開堂式
 来年(2025年)5月25日には、第27世御講有上人をお迎えし、盛大に新・日教寺の開堂式が奉修される予定です。また、あわせて5月14日~27日、日本全国からの参加希望者を募って全国団参を組むことにしています。どうぞみなさまスケジュール帳にご予定ください。
ブラジル教区 御講有巡教 および全国団参
スケジュール(仮)
5月14日 日本出発
15日 ブラジル到着
16日 新・日教寺見学、独立記念公園・イピランガ博物館見学
17日 リンス市へ移動
18日 リンス大宣寺
門祖会参詣
19日 リオデジャネイロ市へ移動
20日 リオ法昌寺参詣、タウバテ佛立寺参詣
21日 自由
22日 カンピーナス蓮徳寺参詣
23日 佛立聖地参詣
24日 モジダスクルゼス隆昌寺参詣
25日 新・日教寺 開堂式、歓送迎会
26日 自由
27日 ご帰国
※予定は変更になる可能性があります
■新・日教寺建立ご有志奉納のお願い
 しかし、コロナ禍と世界的な原材料・物価の高騰、為替の変動などにより、五輪や万博と同じように建築費・総工費が大きく高騰してしまいました。ブラジル国内ではもちろん「レンガ一個運動」と題して大規模なご有志勧募を行っていますが、2024年3月1日時点で総工費約19億円のうち約6,000万円が不足しています。
 本門佛立宗は総局会議においてこの建設事業を国際弘通における重要事業であると認め、後援をすることといたしました。日本国内のみなさまにもブラジルの中央寺院・日教寺の建立ご有志の奉納を広く呼びかけたいと思います。
どうぞみなさま、地球の反対側、南米に本門佛立宗のご信心、法華経の信仰、上行所伝の御題目を弘めるブラジル教区の活動を応援し、新・日教寺大伽藍の建立の一助となるべく、志を起こしてご有志をさせていただきましょう。
 奉納方法は以下の通りです。
【奉納方法】
銀行振込
三菱UFJ銀行 京都中央支店
口座名:本門佛立宗 宗務本庁(ブラジルご有志専用口)
口座番号:0511531
※振込の際は、支庁名・お寺の名前・ご本人のお名前を名義欄に記載ください。
例)11シチョウ ショウボウジ フクオカセイヨウ
※本口座はブラジル向けご有志専用口座ですので、他の本庁宛送金に使わないようにご注意ください
 海外弘通の新たな一ページ。新・日教寺への団参、またご有志奉納、何卒よろしくお願いいたします。(宗務本庁弘通局主事・福岡清耀記)