ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年11月11日
11支・神戸布教区青年会「秋のえんそく」を開催
ありがとうございます。
 9月3日、神戸布教区青年会では「秋のえんそく」と銘打ち、由緒寺院「大津佛立寺」に参詣させていただきました。
 神戸布教区青年会が掲げる今期のご奉公テーマが「世代交代」であり、各寺院が次世代後継者を発掘し、布教区行事を通してご奉公者・リーダーとなっていただくことを目的にご奉公を展開させていただいています。
今回の企画会議の中で「由緒寺院にご参詣させていただく機会があまりない」という意見が会員より挙がりました。そこで「次世代の会員の方に由緒寺院を肌で感じてもらおう」という趣旨で、開導聖人が最初に建立され、実際にお給仕をされた御宝前のある大津佛立寺へご参詣させていただく運びとなりました。
当日は、神戸佛立寺に集合。出発のお看経をさせていただき、会員の自家用車に分乗して出発いたしました。それぞれがご信心の話や趣味の話など多岐に亘る話題で盛り上がり、道中も楽しい交流の場となりました。
また大津佛立寺ご参詣前に「井筒八ツ橋本舗」にも立ち寄り、昼食の場においても世代を超えて食事を楽しみながら交流をいたしました。
そして大津佛立寺に到着後、本堂にて約30分のお看経をさせていただきました。参加者それぞれに自然と力強い声のお看経となり、この時間もまた、次世代の会員にとっても貴重な時間となったことと感じています。
その後、大津佛立寺ご住職の小野山日住師より、「大津佛立寺の沿革」や「御宝前のご荘厳」についてなど、とても丁寧にご説明を賜ることができました。御導師の慈愛に満ちた笑顔は私たちの緊張を和らげ、臨場感溢れるお話は参加者の胸を打つ内容でした。参加者からは「御導師のお話が心に響いて感動しました」という声を後日、耳にいたしました。
特に御導師のお慈悲を賜り、ふくめんをつけて内陣に上がらせていただき、内々陣に奉安される御本尊を目の当たりにした際には、参加者から感嘆の声が響き、大変貴重な体験をさせていただくことができました。
そして本堂だけではなく、境内地にある「大灯籠」や「納骨墓」についても御導師や小野山現仕副住職、所属お教務の皆さまからご説明をいただき、とても有意義な時間となりました。中でも次世代の会員が御導師に大灯籠について自分から質問をする光景は、今回の行事を成功と感じさせてくれるものでした。
その後、神戸佛立寺に戻り、御礼のお看経をさせていただき解散となりました。今後もこのように「世代交代」に期するご奉公をさせていただく所存です。