ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年10月14日
9支・四国布教区 青少年サマーキャンプを無事開催
7月29日・30日の2日間に亘り、四国布教区青少年サマーキャンプを開催しました。
昨年はコロナ禍にあって3年ぶりに青少年サマーキャンプを開催するも前日来の大雨、川は増水・激流と化し、一部プログラムの変更を余儀なくされました。そんな中、開催直後より「この場所でもう一度リベンジ」と要望論が浮上、1年にわたり企画・調整・準備をすすめ、昨年同様、高知県津野町と愛媛県久万高原町を会場に開催の運びとなりました。
晴天のご祈願をさせていただき迎えた当日、高知市内は申し分のない晴天、晴れ晴れとした気持ちでいざ集合場所に。昨年に引き続きの参加者、初めての参加者、1台の車もなかったプールの駐車場がみるみるうちに賑やかに、四国各地より同信の笑顔が集まりました。
高知で有名な卵焼きとおにぎりのお弁当をいただき、いざプールへ。この日も他の利用者はおらず貸切状態、チャプチャプと遊ぶ親子の笑い声、ビーチボールでワイワイと騒ぐ青少年、さっきまでよそよそしかった子どもたちの距離も一気に縮まりプールとはお別れ、宿泊地へ移動。標高1300メートルに位置する雄大な景勝地、四国カルストに到着。早速、研修室に御宝前を奉安し吉田布教区長のもと一座のお看経、班わけ・プログラムの説明等、開講式です。
夕食はお楽しみのバーベキュー。お腹いっぱいになったところで「佛立夏祭り」と称した、ご信心を学びながらのアナログゲームに挑戦。班ごとにリーダーが誘導し、射的(謗法を倒せ)・ペットボトルキャップタワー(千遍よりは万遍と唱え重ねて)・ペットボトルシューティング(一点集中御本尊を見つめ)・スーパーボールすくい(罪障消滅、ご利益感得)・コインゆらゆらカップイン(目指せ仏丸、仏丸を覚えよう)、5種のゲームで盛り上がり、1日目最後は花火大会で終了。さすが山の上、布団に毛布を重ねての就寝となりました。
2日目はあいにく早朝から雨、眠い目を擦りながら7時からの朝参詣。この日の屋外プログラムを案じながら朝食をいただいていると、宿泊施設のスタッフから「窓の外をご覧ください雲海が広がっています」と、山の天気は変わりやすく雨はすっかり止み、眼下に広がる雲海は自然からのサプライズプレゼントとなりました。
予定通り四国カルストの黒毛和牛を目の前で観察、大きな体・大きな顔・大きな鳴き声にビックリしつつ、牛と会話をする子どもたち、思わず「美味しそう」と口にした子どもたちもいたとか…。貴重な経験となりました。
最後のプログラムは本山大法要参詣記念品の連動企画、あらかじめ高知佛立寺で採取・準備した押し花と、各々が持参した写真をフォトフレームに収め、自ら加行修了書を作成し解散となりました。本年の参加者は教務5師、引率者29名、青年会・くんげ会の会員24名でした。