ほんもんぶつりゅうしゅう
2024年01月18日
5支・唱題寺 高祖会に併せ創建百周年を奉修
唱題寺(住職・佐藤堅隆師)は令和5年、大正年間に千葉市北道場に妙證支部・千葉親会場としてご弘通が始まって以来、多くの教講の皆様に支えられ、100年という節目の年を迎え、昨年10月15日、高祖日蓮大菩薩御会式に併せ創建100周年記念法要を大本寺・乗泉寺巡教をいただき、永江日盡師ご唱導のもと奉修させていただきました。
 当日は、奉修導師の随伴参詣として本寺乗泉寺執事長・宮崎日良師はじめ門末5ヵ寺の御導師・御講師方のご出座をいただき、教務19師、地元・他寺院を併せ500名を超すお参詣をいただくことができました。
 さて、この度の記念法要を迎えるにあたり唱題寺教講は「記念事業推進5ヵ年計画」を策定し、ご奉公に取り組む事としました。
 先住・日凰上人が生前気にかけられていた本堂隣接地の信徒会館建設工事を皮切りに、御宝前御金丸御本尊のご修復、天蓋、吊り灯籠、お道具類の塗り直し、壁紙、絨毯の張り替え、庫裏を含む本堂建屋の防水・外壁塗装工事等、大規模な改修工事を無事に終えることができました。
 お陰様で記念法要当日を迎えられましたことは、御宝前のお計らいは勿論の事、所属信徒一同の大きな功徳と関係各位のご尽力の賜と随喜させていただく次第です。
 御会式一座の式典では、始めに執行長・佐藤誠倖氏による式辞のご披露、続いて特別表彰として永年に亘り唱題寺を支えてくださったご信者さんへの特別功労賞と奨励賞の授与が行われました。引続き乗泉寺執事長・宮崎日良師、乗泉寺事務局長齊藤英行氏、門末を代表して歓照寺事務局長・豊田榮次氏よりそれぞれ祝辞を頂戴しました。
その後、奉修導師よりご訓辞と御法門をいただき「来しをりのおもひ忘るななれゆけば もとのすがたにみだれもぞする」との御教歌にて、初心を忘れてはいけないこと。折にふれ初心にかえり我が身を反省することの大事をご教示いただきました。
 今後、常に感謝の気持ちを忘れずに、益々異体同心にてお喜びいただけるご信心に励むと同時に、次世代に繋げるご奉公を心がけ精進させていただく所存でございます。