ほんもんぶつりゅうしゅう
2014年12月01日
愛知・信厚寺 講有巡教高祖会を奉修 —一年を費やし企画推進を図る—
去る10月26日、第3支庁・中部南布教区・信厚寺(住職・幸島日柱師)では、御講有巡教を拝受し、本年度の高祖会式を奉修した。当日は天候にも恵まれ、参詣人数も220名を得て盛大に奉修され、御講有上人の御法労にお報いさせていただくことができた。

 信厚寺では、今回の御会式を「法灯相続をすすめる」という主題を掲げて、若人の奨引に努め、特に「法灯相続教化の促進活動」に力を入れ、当日までに10人の相続教化を成就。更に今後も引き続き活動を展開する予定であると発表された。また、種々の行事が行われたが「私はこんな記念ご奉公をさせていただきました」とご奉公成就の喜びを申請して、おほめをいただくという形の活動を行った。そして「御講有上人と仲よく歩もう」という心で、御講有上人着寺と共に多数のご信者が駆け寄って記念写真を撮り、よき思い出を作った。御講有上人も心易くご協力下さり、集まった皆は大喜びであった。また、普通は宗歌を合唱するところであるが、「寺歌」をご信者が堂内あちこちに立って唱和し、参詣の皆さんにおほめをいただいたのも良き記念ご奉公であった。

 このように、信厚寺の教講挙げて1年を費やしての企画推進であった。御講有上人のお徳の下、約2時間の法要に大歓喜をし、寺史にしっかり残しおこう、と寺内信徒は語りあっていた。そして住職の「もう明日に走り出そう」の言葉をしっかりにぎりしめて、盛大法要の幕を降ろした。