令和６年能登半島地震の件

2024年01月09日

令和６年能登半島地震の件

令和６年１月４日

ありがとうございます。令和６年１月１日午後４時１０分頃、石川県能登地方を震源とする大きな地震が発生しました。津波、建物の倒壊、大規模火災により尊い人命が失われ、甚大な被害が発生しています。
宗務本庁は今回の地震発生直後に、第１、第６、第１１支庁に対して今回の地震による管内寺院、教講の被災状況について調査報告を求めました。現在、各支庁から報告を受けた内容は下記のとおりです。

◎第１支庁

・金沢昌柳寺：立つことが難しい揺れと、小さな揺れが繰り返し続いている。昌柳寺の本堂では、御宝前の御徳利や御天目などが倒れ、お供物が落下した。御本尊や御尊像はご無事である。ご信者の安否や、被害状況の十分な確認ができていない。羽咋市内のご信者自宅が傾いたという情報があった。

・富山佛立寺：本堂のお供物の角樽が落下し破損した。灯籠が転倒したため、御道具の一部に傷がついた。本堂の復旧作業は終了した。

◎第６支庁

・新潟、佐渡の寺院、別院に被害状況を問い合わせたが、被害報告はなかった。

◎第１１支庁

・管内寺院被害なしとの報告があった。

宗内各位におかれては、今一度ご自坊、ご自宅の災害対策について確認いただき、十分な備えを実施されるようお勧めいたします。

総務局長　藤本日唱

庶務部長　田中恒立