ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年12月08日
海外弘通だより ~韓国編
10月13日から17日まで、本門佛立宗・韓国教区講有巡教を奉修するにあたり、韓国鶴松寺へご奉公に上がらせていただきました。
 講有巡教前日の14日、仁川空港へ韓国教区長・姜蕙(カンへ)昌(チャン)御住職をはじめ韓国教区のご信者方が、「高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃」の横断幕や仏丸入りの寺旗を振りながら御講有をお迎えいたしました。
 また、韓国教区の子供たちから御講有ご夫妻に花束贈呈、一緒に記念撮影をさせていただき盛大なお迎えご奉公となりました。
 仁川空港までの道中は大雨の中で非常に心配になりましたが、御講有がご到着になられると、陽射しが差し込み、先ほどまでの大雨がウソのような晴天に変わりました。その後、ホテルまでの移動はソウル中心部に入ると日本では考えられない程の大渋滞で予定通りに進まない中でしたが、大きな遅れもなく無事にホテルまで御講有をお送りさせていただきました。
 韓国教区鶴松寺に於いて髙祖日蓮大士ご降誕800年慶讃法要を佛立第26世講有髙須日良上人ご唱導の下、日本から第3支庁のご信者を中心に約40名、韓国信徒約100名と計140名で盛大に晴天のお計らいをいただき奉修されました。
参詣者の中には以前、娘さんが韓国旅行中に大変に苦慮している時に姜住職ご夫妻に助けていただき、しばらくお寺に止宿させていただいた北海道のご信者家族がおられました。中々、お寺にお礼に伺えなかった所、今回の講有巡教を知り、この機会にお参詣を決められたそうです。
 式典では、御講有より弘通興隆費の下付、第3支庁を代表して面家清修支庁長より御有志奉納式がありました。
その後、名古屋佛立寺所属の面家瑞気さんが、韓国語でご挨拶をされました。信行体験談では韓国教区新清寺所属の李旼(イースン)修(ミ)氏が、法灯相続の話をご披露されました。どちらも日本のご信者にもわかるようにモニターを使い訳された日本語が流され配慮がされておりました。
 「あひがたきみのりにあひしよろこびを わするゝまなくくらすうれしさ」の御教歌により御法門聴聞させていただきました。御法門は、姜住職が日本語を韓国語に通訳をされ、韓国、日本のどちらのご信者もわかるように御法門が展開されました。
最後に本堂正面にて全員で記念撮影をして、講有巡教は盛大な奉修となりました。
 ご供養席では、円卓に日本の参詣者3名と韓国教区のご信者さんがそれぞれ1名入り、韓国流でお肉を焼いてくださり、日本と韓国のご信者同士の交流も図られ終始、笑顔の絶えないご供養席となりました。
 今回、佛立第26世講有高須日良上人による最後の海外巡教という大事な節目のご奉公を、晴天盛大に無事ご奉修いただきありがたい韓国教区講有巡教高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃法要となりました。