ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年07月01日
関越布教区「婦人会研修御講」を奉修
春も過ぎ初夏の季節を迎えるような気候の中、4月21日午前11時より、宇都宮・遠歓寺(住職・寺澤玄秀師)に於いて、関越布教区全ヵ寺合同の「婦人会研修御講」が奉修されました。
第1部は、今期担当主事(常照寺・横澤陽哲)のお看経で始まり、ウクライナ戦争早期終結と、新型コロナウイルス早期収束のご祈願が力強く言上されました。
また、会場寺院の寺澤玄秀ご住職はご挨拶の中で「コロナ禍ですが自宅にこもってばかりではいけません。困っている方にご信心のお話をしてお教化に頑張りましょう」と激励をいただきました。
第2部ではお看経のあげ方について、宗門で刊行された「朝夕御看経要文」をテキストに用いておリンの入れ方等、主事講師に手本をいただき、皆で練習・勉強させていただきました。
中でも今まで当然と思っていたことを、一から再認識できたことは、新入信徒の皆さんにこれから教える際、この基本が大切だと感得しました。
また、質疑応答では、「法灯相続」について活発な意見を出し合い、法灯相続には普段からの所作振舞・言動にご信者らしさが溢れていなければなりません。
子どもは親の仕草をよく見ています。してはいけないこと、正しいことのけじめをしっかり教えることが大切です。子どもたちが今なにを感じ、何に困っているか? 少なくてとも今日の出来事を聞いてあげられる親になることが法灯相続の直道です。
最後に当該寺院の寺澤みつる婦人会長よりご挨拶いただき、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。