ほんもんぶつりゅうしゅう
2024年03月25日
9支・顕本寺 住職継承式を奉修
令和5年12月10日、小春日和の素晴しい晴天の中、宇和島顕本寺では高祖会に併修し住職継承式が奉修され、60年の長きにわたり住職を勤められた細羽清恒師から淳顕師へ、本寺・本成寺住職(泉恒健師)執行導師言上のもと継承された。
 一昨年、先住・清恒師は体調を崩し重篤な状態であったところ、ご利益をいただき復帰、無事住職交代を迎え、先住の法体健勝と新住職のご奉公成就を祈願する随喜口唱が天穹に響きわたった。
 記録によると、顕本寺は本成寺信者・細羽寛一氏(清恒師の尊父)夫妻が昭和10年に宇和島に移りご奉公。翌昭和11年には仮道場を建立、翌12年には「佛立講宇和島教会所」として道場を新設し入仏式を奉修。
昭和18年に細羽寛一氏は服部日顕上人の弟子として出家得度(僧名・顕信)。昭和26年に住職就任。昭和34年に先住(清恒師)と住職を交代されている。
 新住職に淳顕師を迎え、顕本寺の隆昌発展を期待するものである。