ほんもんぶつりゅうしゅう
2013年05月30日
大津・佛立寺 門祖550回御遠諱記念法要を厳修
新緑の色も鮮やかな去る5月26日(日)、大津・佛立寺では佛立第25世講有・山内日開上人ご唱導のもと、門祖日隆聖人550回御遠諱記念法要が2座に亘り盛大裡に奉修された。

 当日は講有上人のお徳を頂き、また一週間前からの毎日三座にわたる晴天祈願口唱会の甲斐もあって、清々しい晴天のお計らいを頂戴することができた。法要の第1座は江北布教区管内、第2座は松風会(佛立寺門末)の参詣座で、教務31師、他寺院253名、寺内694名、合わせて1千名近い参詣で本堂は満座の賑わいとなった。

 本堂右側祭壇には、本山宥清寺信徒でプロカメラマンの亀村俊二氏撮影による、当山護持の門祖聖人ご尊体のお写真が祀られ、また本堂天井には薫化会青年会が作成した550羽の雁がねと、開導聖人にちなむ松葉蝶200匹のデコレーションが飾られた。本堂正面入り口には、寺内信徒・大熊正氏による、門祖聖人のご肖像と挿話にちなんだ二枚の絵が参詣者を出迎え、門祖550回御遠諱をお迎えするに相応しい雰囲気が、佛立寺本堂のいたるところに醸し出されていた。

 なお、大津佛立寺では平成22年より550回御遠諱の独自の誓願として100個の報恩教化誓願を立て、当日までに106個を成就。法要の中で御礼言上がなされ、講有上人にもお悦び頂くことが出来た。また、当日は日学上人による門祖『三七日忌法則』と松風会所属の教務方による御法門が掲載された記念誌をはじめ、門祖御真筆「おふかたどの御返事」のお手紙の部分を転写した切手盆、事前に準備した当日の参詣者の名前入りストラップが、参詣者に記念品としてご供養された。