ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年09月01日
東北南部布教区 壮年会の決起大会を開く —震災後の再構築へ不屈の精神—
去る7月20日、東北南部布教区(布教区長・小原日理師)壮年会決起大会が、福島佛立寺において開催された。

 布教区管内9ヵ寺33名(内1名は相模原・妙現寺所属)のお参詣をいただき、全寺院歴代壮年会物故功労者のご回向が執り行われた。その後、壮年会担当参与・金田清康師、弘通部参与・森川裕美姉の挨拶の後、壮年会会長の米田勲氏から、「大震災復興の中、壮年会再構築への取り組みがこの決起大会で花開こうとしている」と報告された。

 休憩をはさんで、会津若松・信遠寺住職・平田淳当師より「壮年会におもう」と題して講話をいただいた。「壮年層信者へ、当宗の2本柱(呵責謗法当宗持戒・一向令唱此経本意)を、しっかり身につけて信行に励むこと」「壮年会へ、弘通集団をめざせ」と開導聖人時代の体験談を交えて、分かり易く話され、一同熱心に聞き入っていた。

 引き続き質疑応答・意見発表が行われた。壇上に進んでの、建設的意見や激励発表に共感する参加者も多く、力強さを感じた。

 最後に、大会決意文が採択されると、天井から「全寺院壮年会の隆昌発展を祈念する」2本の垂れ幕が紙吹雪と共に下がり大いに盛り上がる中、全員、決意も新たに今回の決起大会を無事に終了した。

(佛立寺・米田勲 記)