ほんもんぶつりゅうしゅう
2024年01月18日
6支・遠歓寺 講有巡教に併せ第三世中興日圓上人33回忌
昨年11月12日、宇都宮・遠歓寺(住職・寺澤玄秀師)では、講有巡教高祖会に併せて第3世中興松毬院日圓上人第33回忌を、佛立第26世講有・髙須日良上人の御親修の下、本寺・遠妙寺、千葉・妙導寺、布教区管内御導師、御住職の御出座をいただき、ご信者方の大勢の参詣のもと、関東では雨天の中を宇都宮は一滴の雨も落ちず、当日は1座2部(前段・後段)制で晴天奉修をされた。
講有上人より御法門に先立ち「先住日圓上人の御恩を忘れることなく、報恩のご奉公に気張ると同時に、日圓上人のことを伝え弘めていってください」とご挨拶をいただき、前段での御法門は、
御教歌「御利益のあまりふしぎのうれしさに うそでないかとうたがはれけり」を聴聞。
後段では、式典の中で講有上人より弘通興隆費下付、また高祖ご降誕800年慶讃特別表彰を35名・代表・92歳になる前局長・元責任役員・布教区財務部参与を歴任された手束五郎氏が代表拝受された。
続いて、本庁随伴の財務局出納部長・斎藤宥孝師の挨拶の後、当山住職の御礼の挨拶では「本日参詣の布教区内全寺院は全ての誓願を達成され本日ご参詣いただいたこと。そして遠歓寺では、本年の教化誓願5戸のところ10戸成就し、ご降誕800年誓願11戸、第2回追加誓願計5戸のところ合計28戸成就の御礼」の挨拶をされた。
後段の御法門では、御教歌「着つゝわがしのぶ恨(うらみ)を身にかさね 法(のり)の衣と思ふうれしさ」を聴聞させていただいた。
前段、後段ともに御法門聴聞後、事務局長・寺澤浩行氏より「当山は明年、創立100周年を迎え記念事業(納骨堂外壁改修工事・納骨堂お道具の新調・門扉の改修・寺標の建立等)全てを成就し、本日の講有巡教を迎え、今後は次世代を担うご信者の育成とご弘通発展に努力精進をすることを誓い御礼の挨拶」とされた。
当日は他寺院10ヵ寺・教務師16名、教務夫人6名、他寺院81名、寺内37名総計140名の参詣であった。