ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年12月20日
佛立防災アクションデー 実施報告(第8支庁)
ありがとうございます。
9月19日、佛立防災アクションデーを第8支庁・道南布教区・室蘭寺で実施いたしました。
参加者は10名でした。
当日はDVDを視聴した後、ハザードマップをもとに当寺院周辺で予測される災害「河川増水」
「津波」そしてご信者さん宅地域で起こり得る災害を確認しながら進めました。
発生時、いつ何処で遭遇するものか、自宅に限らず出先で遭遇した場合、単独、家族と一緒や
複数のときと様々で、その後の行動を移すには情報を得ることから、5年前の9月に起きた
「北海道胆振東部地震」で北海道全域で停電。ブラックアウトを経験した様子をそれぞれに
語って頂きながら、電力の確保に努めるには電池式のモノや手回し充電や発電機、HV車からの
給電など情報を得るため、また生活に支障きたす停電に備えることをお話いたしました。
10月ともなればストーブを必要とする時期にもなり、高齢者を占める参加者は冬の様子を
イメージしながら暖を取るモノを具えておくことを勧めました。一人暮らしの方であれば不安に
さいなまれ、手助けできるまで時間を要することや、同居する家族が不在時やご近所からの
手助けもしかり、ご自分の置かれた状況を想定して、正しい行動が取れるようにとお話させて
いただきました。
防災デーに向けて下準備するなか各自治体HPよりハザードマップから市街地まで到達する
予測時間、標高値、土砂崩壊、また周辺は「有珠山噴火」の経験もあり、火山情報や噴火時の
風向による降灰、土石流の被害想定が掲載され、これらを目安にして速やかな避難行動に
移せるのではないかと思いました。
今夏、北海道は2か月以上猛暑日があり、室蘭や釧路など連日30℃超など経験したことなく
熱中症で体調崩された方が多くいらっしゃいました。災害に見舞われた方々は
「今までこんなこと無かった」「長年住んでいるけど初めてのことだ」と報道で目にします。
いつか我が身にも起こる事と捉えて備えをし、行動に移せるようにと
この様な内容で結ばせていただきました。
報告;第8支庁 総務担当 室蘭寺 伊藤広行