2017-09-07 00:14
ご信者さまのご葬儀
ご信者さまのご葬儀
昨日、一昨日と、御信者様の葬儀のご奉公をさせていただきました。
御見舞によく行かせていただいた方でしたので、送らせていただく側にも悲しいものがございます。
ただ、本人も一生懸命ご信心をされた方でしたから、本当に安らかなお顔で、体も実に柔らかく、無事にお題目で送らせていただけたのだと思います。
息子さん娘さんたちも、それまでの受持教務方のご奉公もあり、信行相続について前向きにならせていただいているので、本当にありがたいです。
普段のご奉公も、勿論大事でございますが、ご葬儀はそのご信者さまにとっての最後のご奉公、そして、息子さん娘さん、親戚方への法灯相続、ご信心増進の機会であります。
皆で御題目をお唱えさせていただくのが、佛立宗のご葬儀です。ですので前もってお題目の唱え方などお教えし、お寺に縁がなかった方にも、これを機会に、縁を繋がせていただきます。
そうすることが、亡くなった御信者様の功徳ともなり、素晴らしいお送りがさせていただけます。
それだけに、しっかりとご奉公させていただくことが大事です。
今回のお葬儀では、元々ご信心一家であり、前もってのご奉公があった為、スムーズにさせていただけました。
この後は七日七日の忌日回向の後、尽七日(四十九日)を以て納骨、一つの区切りとなります。その間、ご信心を増進していただけるように、拙いながらも精一杯、ご奉公を勤めさせていただきます。
ありがとうございます。
野崎清翔拝