ほんもんぶつりゅうしゅう

岡山 妙現寺


2021-12-08 18:00

秋の高祖会 お祖師様の祭壇献花 川口照妙寺植田日事御導師ご奉修

 11月21日(日)、少し寒さは感じましたが絶好の秋晴れの下、川口照妙寺植田日事御導師にご奉修頂き、無事高祖会をお勤め頂く事が出来ました。
 今回は八〇〇の慶讃法要を兼ねておりますので、旭森にたたずむお祖師様のお姿を拝む祭壇が設けられ、植田御導師、当山住職山内御導師と、寺内代表で薫化会の2人に献花をして頂きました。
 献花の様子はこちら↓↓↓からご覧頂けます。
 
 続いて御法門前のお時間を頂戴し、弘通セッションをさせて頂きました。今回は慶讃記念という事もありますし、なんと言ってもコロナ禍で寺内の信心そのものが大きく変わりました。特に昨年末に妙現寺では役員交代という非常に大きな行事を迎え、この間で最も印象に残った事をお伝えしたく婦人会長の児玉さんにご無理をお願いし、ご主人のお話しやその裏で動いていた寺内のお話など、不思議な出来事をご披露させて頂きました。
 しかしながら、これはご利益談やお罰談と言った類のものではございません。簡単には言い尽くせない出来事を通じて、私達とご信心の関わり方を今一度思い起こしてみたいという思いからのご披露です。
 弘通セッションの様子はこちら↓↓↓からご覧頂けます。
 
 そして植田日事御導師の御法門です。植田御導師は今秋から本庁教務局長としてご奉公頂いておりますが、同じく弘通局長としてご奉公されておられる山内御導師とは、この様な関係でご奉公頂くとは思ってもみなかった時期に奉修御導師のお願いをされたとのご披露もあり、大変なご縁を感じます。
 御教歌には「苦しみを 楽しみとして 行ずれば 難は菩薩の 積功累徳」と頂きました。
 私達が大事と教わる菩薩行。反発や時には非難に近い言葉や態度を受けてまで大事な事をお勧めするご奉公です。しかしそこには苦労や辛さと言う壁も立ちはだかります。そこを乗り越えた暁には、まるで受験生が苦しんだ末に掴んだ喜び、またマラソンランナーが苦しんだ先の達成感に似たような感覚を得る事ができ、それすなわち脳内のドーパミンが大量に分泌される事になると教わります。
 御法門の様子はこちら↓↓↓からご覧頂けます。
 
 今年の御会式も一度も変更することなく、無事に終了させて頂く事が出来ました。5月緊急事態宣言ギリギリでの門祖会では福岡御導師からの強烈なお折伏。7月猛暑を感じずに済んだありがたい開導会では明石扇陽寺様からの沢山の団参。そして本日の高祖会と、いずれもコロナを縫うようにして駆け巡った感覚を頂いた今年の御会式でした。
 ありがとうございました。 妙現寺 弘通部 岡田