妙福寺

昨日１１月３０日、妙福寺講堂屋上に太陽光パネルを設置する契約をテラエナジー株式会社さまと結ばせていただきました。システムの管理を担うオムロンさま、施工業者のGCストーリー株式会社さま、そして京都市の担当者さまが来寺され、中村局長、石井次長・総務部長が同席で最終の質疑応答などをして確認をしました。

この太陽光パネルの設置は「京都市の脱炭素先行地域の取組」の一環で京都市と協定を結ばれたテラエナジーさまから妙福寺がその第一号として推薦していただき、進められているもの。

１０年以上前から何度か太陽光パネル設置のお話がありましたが、設置環境の条件に満たないとか、プロジェクト自体が立ち消えてしまったということで具体的なお話に進むことはありませんでした。

今回も設置費用はオムロンさまが負担され、妙福寺としては設備投資の費用は一切かからないことやこれまでの電気料金から若干下がることなど、好条件の提案で、本当に契約するまで信じられませんでした。

年明け、寒参詣時期になりますが設置作業が入る予定ですが、３０日の日操上人御二十七回忌正当日には設置が完成する予定だということです。

テラエナジーで供給されている電力は原発に依存しない再生可能エネルギー。この太陽光パネルが設置されれば妙福寺で発電した電力を妙福寺で使用することになります。もちろん不足分はこれまで通りに電力供給されますが、エネルギーの地産地消の実践例になります。

これをお寺が取り組むことに大きな意義があると思っています。私たちの信心修行、ご奉公、佛立信心を根本にした菩薩行を社会に向けて行動する、その具体的なものとなります。どうか引き続きよろしくお願いします。